にんにくの基礎知識
にんにくは香草の仲間
ちょっと元気がでないとき、疲れた時に食べると食欲がわいて元気がでる「にんにく」ですが、学名は、Altium sativurm L。
アリウムとは、ラテン語のニンニクの古名で、臭気とか、におうの意。サチヴァムは、栽培するの意味です。英語のgarlicは、古英語のスペアリーキを表す言葉garleacが変化したものです。スペアリーキは、平たく槍のように先のとがった(gar) 葉を持つ、風味のある植物(leac) の仲間です。
現在のニンニクは栽培植物ですから、珠芽や鱗茎から発芽し繁殖します。実をつけて種を作ることはありません。一般的には鱗茎部分を乾燥させたものを使いますが、中国料理では発案したての若葉は「赤苗(スワンミョウ)」、また花茎は「くきにんにく」とよばれ、ともに風味がよく珍重されています。同じユリ科の仲間には、ネギ、タマネギ、ニラ、ノビル、ラッキョウなどがあり、それぞれよく似た性質をもっています。中国ではこれらは撃菜(臭いもの) とよばれ、独特なにおいを放つ香辛野菜です。
ユリ科の植物
分類は、ユリ科ネギ属の多年草です。葉は白っぽい緑色で細長く、その葉の聞から高さ60~100cmの直立した茎を伸ばします。茎項はくちばし状の総匂を作り、4~5月にかけて桃色の花を咲かせ、その総匂の中に鱗茎を小型にしたような珠芽ができます。
鱗茎(球根) は、扁球状に肥大した鱗片が結実し、白色あるいは薄桃色の皮膜に包まれています。現在のニンニクは栽培植物ですから、珠芽や鱗茎から発芽し繁殖します。実をつけて種を作ることはありません。
一般的には鱗茎部分を乾燥させたものを使いますが、中国料理では発案したての若葉は「赤苗(スワンミョウ)」、また花茎は「くきにんにく」とよばれ、ともに風味がよく珍重されています。同じユリ科の仲間には、ネギ、タマネギ、ニラ、ノビル、ラッキョウなどがあり、それぞれよく似た性質をもっています。
中国ではこれらは撃菜(臭いもの) とよばれ、独特なにおいを放つ香辛野菜です。
栄養価
ニ ンニクには、野菜がもつビタミンB1 ・B2・C、カルシウム、鉄など、必要な栄養素が豊富に含まれていますので、とても栄養価の高い食品です。
においの成分アリシン
ニンニクといえば、強烈なにおいと薬効がぁることが特徴です。このにおいに、効力をもつ成分が含まれているのではないかと、多くの人たちが考えました。その結果、においの根源は「アリシン」という成分であることが発見されました。このアリシンは、強力な殺菌・抗菌作用がぁること、さらに「生命のビタミン」とよばれるビタミンB1と同じ働きをすることが最大の特徴で、殺菌・抗菌作用としては、これまでコレラ菌やチフス菌、赤痢菌、そしてインフルエンザのウィルスなどに有効性がみられました。
また、アリシンには他の物質と結合して新たな効力をもつ能力があります。この結合能力によって、アリシンはビタミンB1と結合してアリチアミンに変化し、ビタミンB1の吸収をより高める肌作用を発揮します。このようにアリシンはニンニ クのもつすぐれた薬効です。
スタミナの源はスコルジニン
アリシン以外の主要な有効成分には、スコルジニンがあります。これは体内に入った栄養素を完全に燃焼させてエネルギーに変換するはたらきがあり、滋養強壮、疲労回復、新陳代謝促進などに有効です。
ニンニクを食べるとスタミナがつくというのは、このスコルジニンが含まれているからです。古来よりニンニクは、滋養強壮や民間療法の万能薬として薬効を発揮し、また肉や魚のにおいを消し、料理にうま味とコクを出す香菜としても活躍してきました。ニンニクは健康野菜の王様として、昔もいまも欠かせない存在です。
相性のよい食品
ニンニクと相性がよい肉・魚介類や大豆などにはビタミンB1・ビタミンB6やタンパク質が、また緑黄色野菜にはビタミンA・ビタミンC が豊富に含まれており、ニンニクと合わせることで栄養価はより高まるうえに消化・吸収を促進し、消消臭効果まである最良の組み合わせといえます。