生活習慣 VS ガン

ガンを発症する要因はさまざまですが、まずひとつめは「加齢」によるものです。それでも高齢になったからといって、全員ががんを発症するわけではありません。

それでは、がんになる人とならない人をわけているものは、いったいなんなのでしょう?

がんに関してよく使われる言葉に、「がん家系」があります。祖父母や両親、伯父叔母などの親類にがんを発症した人が多いと、「うちはがん家系かも」と考えて、不安になる人もいるようです。

反対に、家系的にがんが少ないという理由で「私は大丈夫そう」と安心している人もいるかもしれません。がん家系という言葉には、「がんは遺伝によって決まる」というニュアンスが込められているように思います。

確かに、がんの中には遺伝的な要因が大きく影響しているものもあります。大腸がんや乳がん、前立腺がんの一部には、がんに関係する遺伝子が親から子へと受け継がれることで発症する「家族性のがん」もあります。

しかし、そうしたタイプのがんは、全体の中ではごく一部に過ぎません。北欧の研究者が、双子のがんの発症率を比べた研究があります。もし、がん発症がすべて遺伝で決まるのであれば、共通の遺伝子をもつ双子のがんの発症率は、はとんど同じになるはずです。しかし、結果は予想を裏切るものでした。100% 同じ遺伝子をもつ一卵性双生児でも、同じ種類のがんを発症する確率は11〜18% と、2割を下回っていました。遺伝子の50 % が共通している二卵性双生児では、同じ種類のがんの発症はわずか3〜9% でした。

つまり遺伝的な要因よりも、生まれたあとの人生における環境的要因のはうが、がんの発症を大きく左右している可能性が高いということです。それでは、環境的な要因とはなんなのでしょうか。環境的な要因の中心を占めるのは、毎日の食事や運動習慣、喫煙、飲酒習慣といった生活習慣です。ハーバード大学の研究でも、がんの主な要因のうち、遺伝によるものは全体の5 %ほどで、実に7割近くが食事などの生活習慣に由来するというデータもあります。

同じように年齢を重ねていても、がんを発症せずに済んでいる人は「がんになりにくい生活習慣」を意識的、あるいは無意識に身につけているといえます。

他方、がんになってしまった人は、それまでの人生で、そうとは知らずに「がんになりやすい生活習慣」を送ってきた可能性が高いのです。たとえば、禁煙している人でも毎日の生活はとても規則正しい人もいます。タバコを吸っていてもガンにならない人がいるからといって安心してはいけません。

こんな習慣(生活習慣・食習慣)、思考はガンリスクが高くなります。タバコがリスクだとわかっていても禁煙に向けてアクションを起こせないのは、まだ、ガンという病気がホントに怖くて、命を奪ってしまうという危機感がないからです。ガンは、見つかったときにどうしてもっと早く検診を受けなかったのか?どうしてタバコをやめることができなかったのか?と言葉にできない無力感を感じます。

  1. 喫煙している(過去も含まれる)
  2. たばこは吸わないが副流煙の多い場所に行く
  3. 乳製品をたくさん摂るようにしている
  4. 加工食品を好んで食べる
  5. 数年前より太ってきた
  6. 塩からいものが好き
  7. デスクワーク中心で運動はしない
  8.  休日もごろごろしている 
  9. 市販薬をよく服用する 頭が痛いときに最適な市販薬の選び方と副作用
  10. 病院にはもう何年も行っていない

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